『三鷹ジム』とは・・・

駅から徒歩1分のクライミングジム


『三鷹ジム』はボルダリング専用のクライミングジムです。

初めての方でも登れる90度、103度、115度の壁から、上級者向けの130度、ルーフ、マントルなど、
未経験者から経験者まで楽しく登れます。




2012/04/25

笠間リベンジ

日曜は雨が降りそうな中、笠間へ。Sちゃん発熱のため、ちんと二人で。
 7時集合で9時には着いた。9時半にはもう登りはじめる。とりあえず上から攻める作戦でこの岩。


ラブ岩。冬には見えなかったハートマークが浮かび上がってた。

1年前にやって何にもできずに敗退し、笠間の洗礼を受けた因縁の課題「ラブタッチ」3Qにトライ。
さすがにさっくりいけるようになったろーと思っていたが、何も変わってないんですけど・・・。足に乗れてないわけじゃないから、バランスの問題らしい。チン先生のお手本を観察し、自分の写真と比べると安定の仕方が違う。


なんかぎこちなく登るおれ。



三鷹のトミー・コールドウェルことちん


また登れないとかまじかよと思いながらマシンガントライしてたら、突然登れた。勝因は自分の中から出てくるものを捨てて、ちんの動きを丸ぱくりしたことだ。1年前より強くなってるかはわからんが、賢くなったことだけは確かだ。

笠間倒したの図





ちんもおれが登れたのは思いがけなかったようで、 驚きながらほめてくれた。そして次の目標に移動。

石器人岩

次の標的は「石器人スラブ中央」1D。前回はあまりのできなさ具合に駆け上ってしまった課題である。今回はまじめにトライ。なんかいまさらだけど、今日はコンディションが悪い。湿度も高いし、笠間のシーズン的にもぎりぎりアウトっぽい。しかし、ごちゃごちゃやってるうちに、偶然左右のフジツボまでいけてしまった。あわてて足をあげたところで滑り落ちた。そして二度とそこまでいけることはなかった・・・。

スラブにマジトライするのは初の試み。

まあ一応上の方に進めたのでおれでも登れることはわかった。満足したので移動。といっても隣に数メートルなのでマットのみ持って行く。


シンプル岩の「エ・モーション」1Qにトライするちん

この課題は前回 、スタートの左カチがあんまり持てずに敗退している。ちんは右手の人差し指を負傷中だが、この課題はぎりぎりトライできる模様。おれはカチ力とロック力が劇的に向上していて、簡単に上部まで到達。しかし、マントルで落ちまくり。明らかにそんな課題じゃないんだけど、動きがよくわからない。

マントル以外は楽勝なんだけど・・



このへんで時々雨粒が落ちてくるし、ちんが弱ってて初手で落ちて見本を見せてくれないため、諦め半分でトライ。そしたら突然できた!。カチをマッチしてから手を戻すという小技がよかった。

そしてヒップ岩に移動。ヒップマントルとかやったけど全然無理なので、また移動。

「ワシントン倶楽部」2Q

実は今回の笠間は、個人的3大リベンジ課題があった。「ラブタッチ」「石器人スラブ中央」と「ワシントン倶楽部」である。いってしまえばその他の課題はおまけみたいなもん。これまでの2つの課題は1勝1敗。つーわけで正念場だ。
なんかこれまでの課題で笠間なれしてきたのか、少しやるとあっさりリップマッチまで到達。そのときはびっくりして落ちた・・。 しかもどうやったか忘れて、もういけそうにない。前回動画撮影用に2回登ったちん先生もマントルで落ちまくり。ふたりで首をかしげる。

その後ムーブをかえてリップまでは普通にいけるようになったが、右足が深すぎてきついので再びちんムーブを完コピ。するとうまいことマントルまでいけてのぼれ・・・ない。ちんも登れない。リップが本気保持しても持てない。彼の記憶によると、マントルは簡単でどこでも持てたらしいので、コンディションのせいらしい。つーわけで、最期の戦いは引き分け扱いにし、今回は1勝1敗1分に終わった。大善戦だ。

移動中に「ハングマン」2Qをやってなかったのでやったら、数回で登れた。最期に迷子になりながらさんご岩に行く。「うるまSD」1Dが登れた。花崗岩には珍しいどっかぶりで面白かった。


さんご岩。形がおもしろい。


おもしろムーブ

4時半に終了。天気もぎりぎり持ってくれてよかった。(ぽつぽつ降ってたけど・・)
しかし、花崗岩独特のパワーとは無縁のバランス課題は面白い。というかやっと面白さがわかってきた。人工壁とは別物なので岩にふれないと成長しない・・。瑞垣も公開されたし、免許も取ったから今年はたくさん行けるといいな。