『三鷹ジム』とは・・・

駅から徒歩1分のクライミングジム


『三鷹ジム』はボルダリング専用のクライミングジムです。

初めての方でも登れる90度、103度、115度の壁から、上級者向けの130度、ルーフ、マントルなど、
未経験者から経験者まで楽しく登れます。




2012/03/31

いよいよ明日は・・・

どうも!スタッフキビです♪

以前トレラン始めます!と意気込みだけ書いてすっかり放ったらかしてしまったので、久々に更新しまーす(^∀^)

実は昨年12月に大会デビューしてました!高尾の自然を守るNGO、虔十の会が主催する『高尾山天狗トレイル』です。
初心者なのにいきなり全長18kmのコース!マラソンでさえ10km以上走ったコトないのに無理だって〜!!(’△`;)とヘタレていると、
「アップダウンもそんなにないから、初めてでも全く問題ないよ〜♪」とオーナーI氏。
「ほんとに?」「キツくないの?」と、その言葉を信じて!エントリーしたのでした。

しかーし!!やはりそんなに甘くないのですよ。

大会2週間前の試走、この日がトレラン初体験o(^o^)o
最初こそ順調に走れたのですが、登りはやっぱりキツい!ので、歩く→平地&下りは走る・・・といった具合。
初めてってことで、ちょこちょこ休憩挟んでもらう。ありがたい。ペースも落としてもらう。申し訳ない。頑張って走らなきゃ!・・・だけどかなりしんどい。みんなは涼しい顔して走ってる。徐々に焦りが・・・。

そして気持ちとは裏腹に脚の疲れ方がハンパない!休憩しても回復しない・・・だんだん膝が上がらなくなってきて、ちょっとした物につまずく。
あ〜そろそろヤバいな〜。。。と思った矢先、木の根っこに両足をひっかけて大ゴケ・・・(ToT)右足打撲で腫れまくり、左足も脛をしこたま打って流血。

痛いのよりも申し訳なさMAX!これからもう一山超えるぞー!っていう、コース中盤。私のせいで泣く泣く下山するはめに。ご一緒したみなさん本当にごめんなさいm(_ _;)m

そんなこんなで。トレラン初体験はしっかり山の洗礼を受けたのでした〜。

そして不安要素だらけで迎えた大会当日。

前日の雨の気配が残る、しっとり濡れた高尾の森。キーンと冷えてて息まっ白!凍えながらも準備してスタート地点に向かうと陽が暖かい\(^o^)/良かった♪
天狗様(本物の神主さん)に無事完走できるよう祈祷してもらい、いよいよスタート! 

前半は試走していたコース、心にも少し余裕が。林道を抜けて最初の急登も、渋滞のおかげでゆっくりペース。よしよし、順調なすべり出し!
それからはゆるやかな尾根走り、岩場のキツい登り&下りなどアップダウンの繰り返し。最初は固まってたグループも徐々にバラけてきた。

そんな中、自分より少し年上の女性ランナーとペースが合ってきたのでついて行くことに。
登りは歩いて、走れそうなところだけ走るスタイル。1時間くらいは一緒に走れてたと思う。だけどだんだん差がついてきて、いつの間にかかなり離されてとうとう見えなくなる。

しばらくひとりで走っていると、急に前太腿がつりだす!少しペースを落として様子をみつつ、治まったかな〜と走り出すとまたつる!ヤバい!走れない・・・
仕方なく8〜12kmあたりは早歩きでやり過ごす。その間に後続にどんどん抜かれて、前後に誰も見えない状態に。ひとり寂しいわ、途中ミスコースもしてもう半ベソ(T_T)

何とか影信山を下り、ここからは試走をしてない未知の領域。
しばらくトレイルを外れて道路をひたすら登る。これが長い長い。うっそうとした木々に冬の午後の冷たい空気。コンクリートの固さ。先の見えない登り。精神的にもキツい。

とにかく気力をふりしぼって一歩一歩足を出す。時々すれ違う一般登山者の「頑張れ〜!」「もう少しだよ〜」等のかけ声にめちゃくちゃ励まされた。ありがとう!o(TOT)o
小仏峠〜城山でトレイルに戻り、最後の登り。ぬかるみに足を取られながらも(これが最後、これが最後!)と言い聞かせ、何とか登りきる。

最後の給水ポイント。スタッフさんに「お疲れさま!ここからは下りですよ〜♪」とにこやかに言われ、俄然やる気が出る!
ヨッシャ!下りで遅れを取り戻しちゃる〜〜〜!おぉぉぉ〜〜〜!と、ボロボロの身体にムチ打って走り出す!残り4km。

もうこうなったら必死で走る!ペースなんてどうでもいいや!坂任せにどんどん加速して走る走る!そしたら前に人が見え始めた♪
コンニャロ〜!今度は抜き返しちゃる〜〜!オリャァァア〜〜!!と、またまたやる気ブーストに火が入る!!1人抜いたらもう1人、もう1人・・・多分15〜20人くらいは抜いたと思う。

林道に入ってからもとにかく走る!脚痛いけど絶対歩かない!走ってゴールする!!それだけを考えて死に物狂いで走り続けた。

そしてようやく見えたゴールゲート!
あぁ〜やっと終わる〜〜!万感の思いで走り抜けた!あーもー何もかも限界!!

そして目の前のブルーシートに倒れ込む。両脚全部つってる!!!こんなん初めてだ(*△*;)
座ろうとするとビキーーーーン!!ってなってバターン!!まったく起き上がれない。

数時間前にゴールしていたオーナーI氏が「おつかれさ〜ん」と激励の言葉をかけてくれる。

ゴール直前までは号泣モードだったけど、実際そんな余裕無かった。とにかくやり切った感いっぱいで、なんとも言いがたい感情だった。

結果タイムは3時間半越え、順位も後ろから数えた方が早かったけど、初めて自分の限界まで頑張れた気がするからまぁいいか。
やるじゃん!って自分自身に感動したし、なんだってやれば出来るんだ!と、また自信に繋がりましたd(^o^)b

・・・と、こんな感じで初レースを終えたのでした。ふぅ。長かった(笑)

それから3ヶ月・・・
いよいよ明日!4/1(日)【ハセツネ30K】というレースにチャレンジします!!

毎年10月に開催される、日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUP。通称【ハセツネ】のミニバージョンです。
本レースの入門編ですが、ハセツネの原点は『自己への限りない挑戦』というだけあり、途中にエイドが一切ありません!すべて自分で背負って走ります。

関門の設定時間も厳しいので、はっきり言って完走できる自信ないです・・・(^へ^;)

でもやるからには頑張ります!!楽しんで走りたいと思います♪(^O^)ゞ

結果はまた後日報告しますね。ではでは〜!